セージは古代ギリシャや古代ローマの時代から「不老長寿のハーブ」として重宝されてきました。
料理に利用するのは主に若葉です、花の蕾が出る直前にまだ柔らかい葉を刈り取り、香味や色が変化しないように日陰で乾燥させます。
緑がかった灰色の槍形の葉は柔らかく、葉の表面はビロード状の繊毛で一面が覆われています。
地中海原産のセージはヨモギに似た強い芳香が特徴で、松のような風味で渋味と辛味とほろ苦さがあります。
また、ユーカリや柑橘系に似た味があるともいわれています。
セージは北イタリアの多くの料理に欠かせません。
豆料理、ジャガイモ料理、肉の詰め物、パン、パスタ料理などと相性が良いです。